電話 076-461-3603
まちなかサロン
こども発達支援室
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病児保育室
医療介護連携室
まちなか診療所
1階
2階
3階
2025年2月28日 更新
テーマ:「令和6年度介護報酬改定〜適切なケアマネジメント手法の導入〜」
講 師:富山市介護支援専門員協会 副会長 / 千石ケアサービス 管理者 野村 明子 氏
内 容:
第9期介護保険事業計画(2024〜2026)では、人口の変化を踏まえた介護報酬の改定が行われた。診療報酬との同時改定の機会であり、医療と介護の連携の推進もポイントである。介護報酬については、制度創設以来、13年ぶりに計画書様式の改定が行われ、多職種との共通言語を使用して、基本ケア(疾病や状態によらず、共通して重視すべき事項)を押さえたうえで、疾患別・期別のケアをマネジメントすることが求められている。令和6年度からの介護支援専門員更新研修の演習内容も見直されている。
テーマ:「連携について普段感じていること」
講 師:訪問看護ステーションまめなけ 管理者 井崎 明子 氏
訪問看護では、利用者や家族、支援者の病識の相違があったり不明なとき、利用者・家族の気持ちにゆらぎがあるとき、物品の有無や医療機関からの指示変更が訪問時までわからないときなど丁寧に対応している。
〈ケアマネジャーへのメッセージ〉
・担当者会議になるべく多職種が参加できると普段会えない担当者と直接話ができ、より良い関係が築ける。
・緊急時の連絡先(利用者・ケアマネジャー)、利用者の入退院など、早めに共有したい。
〈医療機関へのメッセージ〉
・入院から在宅帰宅時に退院時カンファレンスを実施してほしい。
・入院中に提供していた看護(例:薬の管理、尿廃棄)の、在宅での担当者(本人・家族を含む)など看護サマリ
ーに具体的に記載してほしい。
・外来通院の利用者について、タイムリーに情報共有をしてほしい。(在宅診療医であれば、電話やICTを活用し
ている。)
・研修を通して、介護報酬改定の背景やケアマネジャーとして求められていることが改めてよく分かった。適切な ケアマネジメントの手法や課題分析標準項目を活用し、ケアプランの作成や多機関連携に努めていきたい。 ・病院の報酬改定との関係性を感じることができた。ケアマネジャーとの連携をもっとしていきたい。 ・医療依存度の高い方が増えてきて、医療介護の連携は大切だと思う。専門職どうしが相談できる関係性をつくっ ていきたい。 ・訪問看護ステーションが困っていることや、連携の課題を知ることができてよかった。 ・他職種との連携により正確な情報交換ができることは大切なことだと思う。